EVENTSイベント

2025年9月6日(土)
PRAY FOR NOTO
@KUMU 金沢|1F
KUMU 金沢では、能登半島の復興支援の一環として、1日を通して能登を想うためのチャリティーイベント「PRAY FOR NOTO」を開催します。能登半島に関連するさまざまなコンテンツを通じて、能登半島の魅力や現状を知るきっかけをお届けいたします。
当日は、鹿野桃香 氏による『地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録』の朗読販売会、ドキュメンタリー映像『先に棲む~こちら高屋~』の上映会、能登半島ゆかりのDJ、core2core2000とkyoshoによる『MUSIC&Co.』、瓦のプロダクト『GAWARA』、能登の珪藻土の再利用プロジェクト『Re keisoudo project』、能登半島のコーヒーショップ『DOYA COFFEE』の販売など盛りだくさんでお届けします。
また、この日は当館1F飲食店『KISSA & Co.』の売上の50%を、認定NPO法人 趣都金澤が制作する『能登復興映像プロジェクト Vol.2』への協賛金としてお納めいたします。各コンテンツの参加は無料ですが、ぜひ『KISSA & Co.』にてドリンクなどの注文をお願いいたします。
概要
・主催|KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS
・日時|2025年9月6日(土)11:00-21:00
・場所|KUMU 金沢 1F(石川県金沢市上堤町2-40)
タイムテーブル
・11:30-13:00|鹿野桃香「地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録」の朗読販売会
・14:00-15:00|ドキュメンタリー映像「先に棲む~こちら高屋~」上映会
・16:00-21:00|MUSIC&Co.(DJイベント)、能登関連商品の販売会
※参加自由。朗読販売会のみ事前要予約。
鹿野桃香 朗読販売会の予約はこちらのフォームよりご予約をお願いします。
出演
・鹿野桃香(朗読販売会)
2024年1月1日、午後16時10分ごろ、能登半島を襲う大きな地震が発生したとき、わたしはパートナーと珠洲の自宅で被災した。
発災直後は、身の回りに起きたこの大きな出来事を受け止めることができなかった。そして、言葉を発することも、人とコミュニケーションを取ることも、いつもよりできない自分を感じた。
だけど、わたしは、地震が起きる4週間前、たまたまある詩人に旅行記の書き方を教わっていた。起きた出来事をそのまま文字に起こし、自分の心情をメモに書き留め、言葉で自分の心の拠り所を作ったのであった。
そんな五日間の記録は、個人的なもので、自分を知らない人が読んだら面白くないかもしれない。
でも、自分のために書いていたものを、なるべく手を加えずに、震災の個人的な記録として、読みものとして、形にすることを選んだ。
・奥能登ドキュメンタリー「先に棲む~こちら高屋~」(上映会)
「半島の先に、まだ見えない未来を見つめて」
石川県珠洲市高屋町。
地震と豪雨という自然災害に見舞われながらも、海と山に抱かれたこの地には、静かに脈打つ暮らしがあります。
協力し合い、自然とともに生きる人々の姿。
高齢化、エネルギー問題、文化の継承、そして災害のリスク。
日本各地がこれから直面するであろう課題の中にも、希望を
見出し奮闘する若者も。本作は、長期取材を通して小さな変化に寄り添い続けるドキュメンタリー。
1年間に1本のペースで新作を公開し、集落に芽吹く“未来”のかたちを、あなたと共に見つめます。
・core2core2000(DJ)
能登町在住、Design・WEB制作を司る心優しき武悪童ことcore2core2000。その名もNOTONOWILD。通称日本の寝癖、北陸のくるぶし代表。雪国、日本海、半島で独自に進化した文化と共に、揺さぶられた土地から立ち上がる姿はまさにワイルド。
・kyosho(DJ)
1982生まれ 口能登生まれ口能登育ち。南米音楽やアフリカ音楽、トロピカルなモノなど土着的ワールドミュージックから、和モノやメロウでアーバンな音まで幅広く選曲。不定期に金沢市puddleにて、トロピカルミュージックサロン「ESCOBAL」開催中。
・Re keisoudo project(販売会)
石川県珠洲市は能登半島の最先端に位置するまちで、土地の大半は珪藻土からできていると言われています。
2022年の夏。珠洲市内にある、珪藻土事業者さんを訪ねた際に、工場の隅に珪藻土製品が大量に置かれているのを目にします。お話を聞くと、全て割れや欠けが原因で売り物にならないとのこと。この廃材たちを再利用したいという動機から “ Re keisoudo project ” が始まりました。
この度店頭に並べる “ Re keisoudo coaster ” は、本来商品にならなかった廃材を工場から譲り受け、手作業で丁寧に再形成したものです。
プロジェクトにご協力いただいていた珪藻土事業者さんは令和6年能登半島地震で被災され、工場全壊。未だに事業再開の目処は立っていません。わたしたちはこれからも、珠洲をはじめとする能登に寄り添いながら、珪藻土に関わり続けていきます。
珪藻土のことだけでなく、能登という土地のことも知ってほしい。それがわたしたちの想いです。
・GAWARA(販売会)
瓦が笑うと書いて”瓦笑(がわら)”。
「GAWARA」は北陸の瓦文化をモチーフに、毎日のくらしが楽しくなる様々なものを発信する石川県小松発の瓦再発見プロジェクトです。
売上の一部は、能登半島地震で被災した能登瓦を再利用する「瓦バンク」の活動資金となります。
・つなぐのと(販売会)
“能登の未来へつなぐ、笑顔になれるひと時を”をコンセプトに、羽咋市妙成寺を会場に開催している、能登半島復興チャリティイベント「つなぐのと〜あなたは尊い〜」 2024年はメインライブアクトにOAU、2025年は、清春、渡辺俊美、ライブゾーン、片平里菜を招き、能登の古刹から能登復興を願い、思いをつなぐ時間を作っている
・DOYA COFFEE(飲食)
DOYA(ドーヤ)は私たちの住む能登町のスラングで、親しい仲の人たちがコミュニケーションを取る時に最初に使う言葉です。ニュアンス的には「What’s up?」が一番近いかも。何気ない、一言二言の会話が極地的に町を彩り、その会話の量が町の色彩を濃くしていき、コミニュティを形成する。私たちはDOYAから生まれる会話で町を彩りたいと思っています。
能登の自然はいつだって美しくて、とても豊かです。
まだまだわたしたちを悩ませることもありますが
美しい能登を守りながら生きるわたしたちの話に耳を傾けていただければと思います。
当日は美味しいコーヒー、能登のお酒、能登のフルーツジュースをご用意いたします。
たくさんのみなさまにお会いできること、楽しみにしております。