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2026年3月21日(土)-4月19日(日)

ももえ / 東 麻奈美 二人展 「 Play of Images 」

GALLERY ROOM・A

2026年3月21日(土)-4月19日(日)

ももえ / 東 麻奈美 二人展 「 Play of Images 」

GALLERY ROOM・A

アート・コミュニケーションプラットフォームArtStickerが運営するコマーシャルギャラリー、GALLERY ROOM・Aでは、2026年3月21日(土)より、ももえと東麻奈美による二人展「Play of Images」を開催いたします。

 

概要
会期 | 2026年3月21日(土) -2026年4月19日(日)
会場 | GALLERY ROOM・A
住所 | KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS (東京都墨田区本所2-16-5)
開廊時間 | 8:00-23:00

東麻奈美は「回転」というモチーフを起点に、フィギュアを回転させながら撮影した複数の瞬間を再構成することで、一つの画面の中に時間の連続や視点の移動を組み込みます。重なり合う残像のようなイメージは、動きの軌跡や時間の積層を視覚的なリズムとして画面に定着させます。
一方、ももえはキャラクター的なイメージと毛糸や木材などの日常的な素材を組み合わせることで、平面的なイメージと物質的な存在感が交差する絵画空間を生み出します。画面の内部と外部を行き来するキャラクターは、イメージと素材のあいだに軽やかな関係性を生み出します。
絵画を固定されたイメージとしてではなく、異なる方法で絵画に向き合う両者の作品は、イメージの構成や関係性に新たな視点をもたらします。
ももえと東麻奈美によるそれぞれの表現が交差し広がっていく場を、ぜひ会場にてご高覧ください。

作家プロフィール
ももえ
埼玉県生まれ
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業

主な個展歴
2023 「MAYBE」(Hidari Zingaro / 東京)
2024 「表面張力」(MEDEL GALLERY SHU/東京)
2025 「affogato」(tagboat/東京)
2025 「アトリエ」(DDDART/東京)

受賞歴
GEISAI#22 Mr.賞 受賞

アーティストステートメント
自身が面白いと感じたことを多様な技法を用いて表現し、鑑賞者に伝えたいと考えています。平面と立体の間を行き来するような作品をよく制作し、新しい挑戦を常に試みています。

Instagram |https://www.instagram.com/mmemme_daigaku/

 

東 麻奈美
1988年  神奈川県横浜市生まれ
2011年  女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻卒業
2013年  女子美術大学大学院美術研究領域美術専攻修士課程修了

主な個展歴
2021年  「ホットケーキをバターになった4匹のトラで食べる」MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
2022年  「ポルターガイスト/回転」女子美術大学ガレリアニケ(東京)
2023年  「RABBIT HOLE」Sansiao gallery(東京)
2026年 「MERRY TORA BUTTER」JITSUZAISEI(大阪)

受賞歴
2013年  福沢一郎賞受賞
2014年  トーキョーワンダーウォール2014 入選

アーティストステートメント
「2次元」と呼ばれるキャラクターたちはフィギュアという「3次元」の肉体を得ることで偶像的にも愛されるようになりました。
私はフィギュアに回転という動きを与え、その連続性を1枚のキャンバスに閉じ込める、つまり「時間軸」=「4つ目の次元」を絵画という「2次元」 で可視化させる制作を行っています。20世紀初頭、急速な工業機械文明の発展の中で動きや時間をキャンバスの中に表現してきた画家たちに想いを馳せ、私が今こうして現代的なキャラクターをモチーフに動きや時間を同じ油絵絵具を用いて描くこともまた、ルー プするような大きな時間の輪の回転を感じずにはいられません。
そのようにして物理的な回転、そして時間・次元を表す回転をキャラクターフィギュアに託しています。

Instagram |https://www.instagram.com/manami_higashi/

 

展覧会ステートメント

本展「Play of Images」は、東麻奈美とももえの作品を通して、絵画の内部でイメージがどのように重なり、拡張し、動きを帯びながら構成されていくのかを探る二人展である。両者の作品は一見すると異なる視覚言語を持ちながらも、単一の瞬間や固定されたイメージとして画面を成立させるのではなく、複数の時間や視点、素材が重なり合うことで絵画空間を構築していく点において共鳴している。
東麻奈美は「回転」というモチーフを出発点に、時間や運動といった目に見えない要素を絵画の構造として取り込む。制作はフィギュアをターンテーブル上で回転させながら撮影することから始まり、そこから抽出された複数の瞬間を再構成することで、一つの画面の中に時間の連続や視点の移動を組み込んでいく。重なり合う残像のようなイメージは、対象の単一の姿を提示するのではなく、動きの軌跡や時間の積層を視覚的なリズムとして画面に定着させる。その構成は、未来派が試みた運動の視覚化や、キュビズム的な多視点性を現代の感覚のなかで再解釈したものとも言えるだろう。
一方、ももえの作品は、キャラクター的なイメージと日常的な素材を組み合わせることで、絵画という形式を軽やかに拡張していく。毛糸や木材、身近な物質などが画面の中に取り込まれることで、平面的なイメージと物質的な存在感が交差し、絵画は単なる視覚的イメージにとどまらない空間的な広がりを獲得する。彼女の作品に登場するキャラクターは、日常の感覚やユーモアを内包しながら、画面の内部と外部を行き来する媒介として機能し、イメージと物質のあいだに新しい関係性を生み出していく。
本展において重要なのは、両者の表現をデジタル/アナログ、抽象/キャラクターといった形式的な差異によって対比することではない。東が時間の反復や回転を通してイメージの構造を組み立てるのに対し、ももえは素材と図像の組み合わせによって絵画の領域を外側へと広げていく。
いずれの場合も、イメージは単独で存在するものではなく、異なる要素が重なり合うことで新しい関係を形成していく。 東麻奈美とももえの作品のあいだを行き来する体験は、絵画を静止した視覚イメージとしてではなく、時間、素材、視点といった複数の要素が絡み合う場として捉え直す契機となるだろう。
本展は、画面の内部で展開されるイメージの重なりや拡張を手がかりに、絵画というメディアがいまなお持ちうる柔軟な可能性を示す試みである。

ももえ / 東麻奈美

 

GALLERY ROOM・A
年齢やジャンルにとらわれず、国内外で活躍する様々なアーティストを紹介し、Artistの発表の場(ROOM)を創出しているコマーシャルギャラリー。
アートプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行い、定期的に企画展を展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワ ークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。

https://www.instagram.com/galleryrooma_artsticker/